資材メーカーの革新
製・販垣の根を越えたシステムで現場を変える
ひと昔前であれば、製・販の壁は当然のものとされ、「製造する人」「販売する人」それぞれ別のシステムで仕事をしていてもうまく回っていた時代がありました。
でも、そうした製・販垣の根を越えたシステムが、今、どんどん導入されてきています。
製造サイドであっても、販売店の活動内容や販売の先(お客様)を意識した経営ができなければ、選ばれる商品やサービスを展開することはできない時代といって良いと思います。
遮熱塗料、断熱塗料を企画・製造する日本中央研究所株式会社では、販売特約店という制度の導入に合わせて、営業ツールや受発注業務をシステム化し、より強い絆を作り上げることで、双方の利益に貢献するシステム化を実現しています。
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課題
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製造サイドとして、売れるためにできることはないか?
- 良い製品を開発しても、販売店が商品の良さをうまくお客様に訴求できていない。
- 販売状況がブラックボックスなため、将来の見込みを把握することができない。
- お客様の声がメーカーまで届かない
販売店戦略を取っているメーカーとして、商品の訴求動画や現場写真を活用して販促物を作成しましたが、その発送作業や差しかえなどの手間から、なかなか思ったように実現できていないのが現状でした。
また、現場の動きがなかなか把握できない、売れ筋などの情報を出来るだけ早く知りたい、こうした課題を解決する手段を探していました。
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革新
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クラウド環境の利用で製販の壁を取り除く
製・販のむずかしさは、その多くが別資本関係にある企業で構成されるため、多くの弊害を抱えてきました。
製・販それぞれが、個々のシステムを導入することで、データを再入力する手間がかかったり、情報を共有するのが困難な状況が発生してしまいます。
ただ、同一システムを利用するには、大規模なコンピューターが必要であったり、それぞれのニーズに合わせたシステム機能を搭載しなければならないため、システム開発費や構築するまでの期間も膨大なものになってしまうのが現実でした。
インターネットが整備され、ほとんどの企業でその活用が進められている現在では、それらの課題をクリアする環境が整いつつあります。
インターネット上にシステムを構築(クラウド環境を活用)することで今、多くのメーカーが販売店とのシステム連携を実現しています。
※こうした技術を活用し、販売店が作成した見積もりデータを一元管理、スムーズに受発注までつなげるシステムとして構築いたしました。
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革新
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情報の共有がさらに大きなビジネスチャンスに
メーカーが「製品訴求の動画」「写真」「シミュレーション」などのプレゼンテーションアプリを提供し、販売店の営業活動で活用してもらう-
こうしたシステムを提供することで、素材の配信や販売店での利用履歴などの情報をリアルタイムに収集できるようになります。
また、お客様アンケートの情報を共有したり、既存客の情報を利用して新たなサービス保証制度や会員制度を立ち上げるなど、さまざまな新しい展開に広げることもできるようになります。
このように、システムを共有し情報も共有することで、産みだされる企業メリットは大きなものがあります。
※iPadを活用したプレゼンテーション機能を搭載することで、動画・写真・シミュレーションなど現場での商品訴求効果を上げるとともに、現場サイドの情報共有を可能にしたシステムとして構築しました。
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革新
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専門のシステム会社の必要性
これを実現するためには、クラウド環境を構築でき、かつ それぞれの業務アプリケーションの豊富な実績があるシステム会社の支援が必要になります。
※クラウドサーバーの保守・メンテナンス、アプリケーションの配信サイトの運用など運用面も請けたまわせていただいております。
こうした企業間をつなぎ、積極的に販売力を強化して収益を上げたいとお考えの企業様は、是非一度お問い合わせください。
タクト情報システムズでは、企業のさまざまなご相談を無料でおこなっています。
ITの活用は、専門家に聞くのが一番の早道です。
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