資金繰り表とは
資金繰り表の基本的な考え方は、キャッシュフロー計算書と同じですが、大きな違いは、キャッシュフロー計算書は、貸借対照表と損益計算書をもとに、過去の実績について作成するのに対し、資金繰り表は、半年から1年先の将来のキャッシュフローの状況について作成します。
いつ、資金が不足するのか、あるいはどのくらい余るのかを、できるだけ短いタームで作成していきます。
そのため、出来るだけ、具体的な細かな細目で記載し、どこが調整する必要があり、どこが調整可能かを判断できる内容にしておきます。
資金不足を早めにとらえ、対応を可能にする
過去の実績をもとに、今後数か月先までの資金の流れを予測することで、資金不足になる前に
- 銀行から借入を行う
- 支払いサイトを延ばす
などさまざまな対応をとることが可能になりますので、黒字倒産などの事態も防ぐことができます。