利益の確保
企業として最優先事項である、利益の確保です。 資金繰り改善策として一番に考えなければならないこうした指標をグラフで見える化し、今後の経営状態を推測することができます。
営業収支を見る
営業(経常)収支は、本業での資金収支を表します。資金繰り表のなかで最も重要なチェック項目です。
業種により、ある程度バラつきがあるものの、3か月~1年といった一定期間の営業収支はプラスになることが必要です。 ここがプラスでなければ、設備投資や借入れの返済ができません。
日繰り表や月次資金繰りを入力しながら、こうした全体の収支を可視化していきます。
支出の割合を見る
また、利益率改善のためには、支出の内訳を分析し、年度ごと、または集計期間を変えて推移を検証し、改善への将来予測を立てていきます。
個別費用を推移を予測することで、仮に経費が節減できれば全体的にどのように収益に影響するのか、改善点を見つける手段としても有効なツールになります。
たとえば、事務所賃料の価格交渉で値段が下がった場合、全体としてどのような改善傾向になるのか、また、昇給により、どのように収支に影響がでるのか、などをシミュレーションすることで全体の目標数値もはっきりとしてきます。